旅の記録2016
三 原
2016年4月23日

アニメ「たまゆら」が2016年4月2日公開の劇場版(「たまゆら〜卒業写真〜 第4部 朝 - あした -」)をもって完結し、
4月10日に横須賀、4月24日に竹原で「卒業式」と銘打ったイベントが行われた。
以下は竹原での「たまゆら」ラストイベント参加に伴う1泊2日の旅の記録。


新横浜から博多行き「のぞみ15号」に乗車したが、静岡県に入った辺りで7号車の乗客が急病にかかったらしく、
三河安城駅で急病人を下車されるため3分間運転停車。最大6分の遅れが発生した。
徐々に回復したものの、福山駅には2分遅れで到着した。

福山駅で山陽本線の三原行き普通列車に乗り換え。
進行方向左手に見える瀬戸内海の風景を楽しんだ後、
終点・三原駅に到着。
竹原では卒業式の「前夜祭」が行われるようだが、
まだその時間ではないので、
まずは三原城の天守台へ。
三原城天守台。
3年前に上った時は夜だったので
明るい時間に上ったのは初めて。
天守台の上は「憩いの場」のような雰囲気に
整備されている。
「天游園」と記された石碑。
天守台の北東側隅から南西方向を見る。
北側の堀の向こうには櫓跡らしきものが見える。
北西側。
西側。
こちらも公園か何かの整備中だろうか。
三原駅南口。
形式こそ変われど、「たこのまち」をアピールする蛸看板は健在。
三原駅から南下して三原港へ。
こちらはフェリー乗り場。
右側は車道で左の屋根つきの通路が人道。
「三原港桟橋」の文字が打ちつけられている
建物の奥には鉄道駅のような改札口。
出航案内まで鉄道のようにLED式で表示。
改札口の脇にある自動券売機で乗船券を購入。
改札口を抜けた先に高速船乗り場がある。
2番のりばの「しまなみ号」に乗って三原を出港。
13分後、着いた港で下船。
「しまなみ号」を見送る。
左は佐木島灯台がある鍋ケ鼻、右に見える島は宿祢島。
宿祢島では昭和34年に新藤兼人監督の映画「裸の島」のロケが行われた。
そして、ここは佐木島の須波地区にある佐木(鷺)港。
港周辺には「みなと茶屋」、
「自由市場」(みなと茶屋の隣にある無人スタンド)、
丘の上に「さぎしま港の丘公園」がある。
信号機の全くない道を南西方向に進んでいく。
ある道標に従って回り道をすると、
コンクリート製の小さな祠が。
「七十六番 薬師如来」。
四国八十八カ所霊場に倣った
島内八十八か所大師の1つらしい。
76番の背後には溜池があった。
ピークを過ぎた道が少し下ると、
目的地が見えてきた。
坂を下ったところに
「七十五番 薬師如来」。
安楽寺に到着。
宗派は真言宗、山号は宝篋山。
石段の傍らに
「七十三番 釈迦如来」。
74番さんがどこなのかは探さなかった。
山門(三原市重要文化財)は
三原城の御成御門を安楽寺の八代目である
良応が移築したものといわれている。
安楽寺本堂。
境内から山門を見る。
山門越しに見る須波地区・佐木港
そして瀬戸内海。
山門の脇から見た景色。
←七十二番 大日如来
七十一番 千手観音→
広島県道361号に合流。
十字路の一角には「六十五番 十一面観音」の
観音堂がある。
観音堂に背を向けて寺山(安楽寺方面)を見る。
県道を通って佐木港に戻る。
と、ここで道の傍らに・・・
「八十二番 千手観世音菩薩」
船が来るまではまだ大分時間があるので、
港に近い小浦八幡宮を参拝。
石段の傍らにはウバメガシの巨木がある。
現地の説明板では胸高さ幹回り4.31m、
樹木高さ約15mで県下一の巨樹であるとのこと。
小浦八幡宮の鳥居と拝殿。
佐木港に戻ってきた。
佐木港を発着する高速船・フェリーは三原行き、重井(因島)行きとも1日18便。
15時15分の高速船「しまなみ号」で三原港に戻った。
三原港からはすぐ駅に向かわず、
三原市歴史民俗資料館(入館無料)を見学した。
無料の施設にしては展示資料は充実していた。
三原駅から呉線広行き列車で
いよいよ久しぶりの竹原へ。

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