旅の記録2016GW北陸編
堀岡→新湊大橋→高岡
(富山県射水市・高岡市)
Horioka→Shinminato Ōhashi Bridge→Takaoka
2016年5月3日
<黒部峡谷(その2) 金 沢(その1)

電鉄富山駅の改札口を出て、富山駅南口のバス乗り場へ向かうと、
ちょうど乗車予定の「14系統 新港東口行き」富山地鉄北斗バスが来た。
この14系統の新港東口行きは1980年に廃止された富山地方鉄道射水線の代替路線で、
前回新港東口→富山駅前を乗車した際は一部区間で廃線跡の専用道を通っていたが、
今回は全区間一般道だった。

終点・新港東口停留所に到着。
画像中央のバスがここまで乗車してきた
新港東口行きのバス、左のバスは
射水市コミュニティバス「きときとバス」の
2系統(新湊庁舎・本江線)新湊庁舎前行き。
停留所に隣接する
富山県営渡船の堀岡発着場。
新湊大橋完成後も、
便数は減ったものの存続している。
しかし・・・
この日は強風のため欠航。
タクシーによる代行(新湊大橋経由)となっていた。
海も荒れていて、
波がたまに岸壁を越えていた。
こんな天候にもかかわらずここまで来た目的の1つが
この「富山地方鉄道射水線廃線跡」。
単線の廃線跡は幅が狭いためサイクリングロードに転用される例が多く、
ここでもその例に漏れず。
過去に原チャリなどが強引に進入でもしたのか、
サイクリングロード入口中央には×印付きの障害物が置かれていた。
廃線跡のサイクリングロードは
スタートしてすぐ左にカーブ。
その先に踏切跡らしき地点。
踏切跡らしき地点で振り返る。
サイクリングロードの途切れた先には
家が建っている。
また、かつては射水線の橋台と橋脚が
残っていたらしいが、すでに撤去されたらしい。
住宅地の中の不自然な空き地。
ここが新港東口駅跡だろうか。
「駅前広場跡」のような場所から
「新港東口駅跡」らしき場所を撮影。
さらに引いて、「駅前通り跡」らしき道から撮影。
先ほどのバスが通ってきた道に出た。
案内標識の通り、この丁字路を左折すると
新港東口停留所(県営渡船堀岡発着場)がある。
そして直進すると・・・
新湊大橋の人道
(愛称「あいの風プロムナード」)
への東側入口がある。
プロムナードへはエレベータで上る。
脇にある説明板によると、
この周辺は「堀岡緑地」として整備されたらしい。
なお、"あいの風"は春から夏にかけて吹く
穏やかな風らしいが、
この日の風はだいぶ強かったので
"あいの風"ではなかったようだ。
岸壁ぎりぎりまで寄って対岸と新湊大橋を撮影。
右側には海王丸が見える。
別アングルから「あいの風プロムナード」への
アプローチ用エレベータを撮影。
東側エレベータの1階乗り場。
入口の説明板には
「※安全のため、閉鎖する場合があります」
という注意書きがあったが、
特に閉鎖を示すようなものはなく、
問題なくエレベータに乗れた。
2階に到着。
いよいよ「あいの風プロムナード」を進む。
デジタルカメラのタイムスタンプは[17:20]。
両側の手摺が奥でカーブしており、
「あいの風プロムナード」が平坦でないことがわかる。
スタートして3分([17:23])で全長480mの1/3
(東側から160m、西側の端まで320m)を走破。
スタートして5分([17:25])で全長480mの2/3
(東側から320m、西側の端まで160m)を走破。
[17:28]に西側の端へ到達。
西側の2階。
ここからエレベータで地上階に降りる。
エレベータの脇には、新湊大橋が
平成24年度の「土木学会賞 田中賞(作品部門)」を
受賞した旨の説明がある。
西側の1階。
西側エレベータの1階乗り場。
東側と構成要素は変わらないが、配置は逆になっている。
西側のエレベータ乗り場は海上にあり、
出入りする場合はこの桟橋を通る。
西側エレベータそばから撮影。
←海王丸周辺。
堀岡方面。→
桟橋を渡り切ってから新湊大橋(西方面)を撮影。
あいの風プロムナード西側入口。
別アングルから撮影。
新湊大橋越しに海王丸周辺を撮影。
西側入口周辺は「海岸緑地広場」として
整備されている。
万葉線の越ノ潟停留所に行くと、
すでに高岡駅行き電車が発車を待っていた。
慌てて乗車する。
終点・高岡駅停留所まで乗り通した(運賃350円)。
以前の訪問時は高岡駅前までしかなかったので、
高岡駅停留所での下車は初めて。
待合室には高岡市出身の漫画家
藤子・F・不二雄の生誕80周年を記念して
高岡銅器で造られた郵便ポスト
「ドラえもんポスト」が設置されている。

高岡駅ビル「クルン高岡」内のうどん・そば店「今庄」で夕食として
「ちゃんぽん」(長崎ちゃんぽんのような野菜入りの中華麺ではなく、うどんとそばが一緒に入っているだけのもの)を食べた。
この日のホテルは予約したプランの関係で20時にならないとチェックインできないため、土産物屋を冷やかした後
高岡駅の改札口に行ってみると・・・

きっぷうりば前にあいの風とやま鉄道、JR西日本それぞれについて下記の同じ文章で始まる
「お知らせ」と題した張り紙が掲出されていた。
「本日(5/3)、北陸地方低気圧接近に伴い、下記の列車が運転休止となります。」
後に続く運休列車は、あいの風とやま鉄道が金沢行き5本・富山行き2本・泊行き3本の合計10本。
JR西日本は城端線・氷見線の16時~24時の間に運転する全列車としていて、
改札口にある発車案内で表示されている"次の列車"は明日の1番列車だった。
JRは本日終日運休(北陸新幹線は平常運転だったようだが、新幹線の停車駅である新高岡まで鉄道での移動ができない)、
あいの風とやま鉄道も間引き運転に加え運転される列車も多少遅れが生じていたようで、
この日、金沢でホテルが予約できず高岡での宿泊となったことが結果的に正解だった。

しばらく時間調整した後、20時にホテルへチェックイン。


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