旅の記録2016GW北陸編
金 沢
(その3:石川県立美術館の裏→金沢駅)
Kanazawa(Part 3)
2016年5月4日
<金 沢(その2)

ここではデジタルカメラのタイムスタンプによる時刻を表示します。
背景色は残り時間(帰りの新幹線の発車時刻17:51まで)を表します。
11:30=残り6時間以上
13:30=残り3時間以上、6時間未満
15:30=残り1時間以上、3時間未満
17:30=残り10分以上、1時間未満
17:50=残り10分未満

<戻る(その1その2


香林坊でバスから降り、「金沢ふらっとバス」の菊川ルートに乗り換え。
降り立ったのは・・・

15:40(残り2時間11分
石川県立美術館
ただし、美術館の見学が目的ではない。
15:40|15:41
しかし、奥に工事中を表すフェンスが見える。
目的のものがフェンスの向こうにある場合、
ここでバスを降りた意味はなくなる。
15:42
その心配は杞憂だったようだ。
木道と階段より手前でフェンスは途切れた。
15:42
「美術の小径」と名付けられた階段。
金沢市立中村記念美術館
県立美術館の間を結ぶ道であることから
名付けられたのだろうか。
15:42|15:43
木道を通って美術館の裏に回ると・・・
15:44
崖っぷちに石垣とわずかな盛り上がり。
15:45|15:46
これが、野田山・大乘寺とともに
今回の金沢訪問で見ておきたかった
本多家上屋敷西門跡及び塀跡 附道跡
(金沢市指定史跡)。
15:46|↑15:46|15:47
西門跡から石垣と塀跡の盛り土が延びる。
15:47|↑15:47|15:48
塀跡の盛り土は見晴らし台手前で途切れた。
15:48
一般人が立ち入ることのできる範囲では
塀跡(盛り土)の末端部はここだが、
見晴らし台よりも奥には
さらなる遺構があるのかもしれない。
15:49|15:50
西門跡を通り、石垣を撮影。
15:51(残り2時間
途中で振り返り、西門跡を撮影。
平成21年に行われた発掘調査[PDF]では
門跡に2段の石段が見つかったらしいが、
調査後に埋め戻したのか埋まってしまったのか、
訪問当時は石がゴロゴロしている
荒れた下り坂になっていた。
15:51
同じ場所から坂の下を撮影。
門跡から見てN字状の下り坂になっているようだ。
15:51
この先は道ではないようだ。
15:51
スイッチバック地点で振り返る。
15:53
視点を向かって左側に少しずらす。
(画像の上にマウスポインタを置くと
説明書きが表示されます。
※ご覧の環境によっては動作しない場合があります。
画像の左下、2段目の坂3段目の坂の間にも
石垣が見える。
15:53
上部の石垣の端。
15:54
2段目の坂3段目の坂の分岐点まで
下ってきた。
前述の発掘調査の結果によると、
2段目の坂は中屋敷北西隅の西外惣構土居跡
(社会福祉会館がある辺り)に通じているらしい。
15:54
同じ場所から2段石垣を見る。
道跡には平成26年度に測量[PDF]を行った際に
設置されたと思われる小さな杭がある。
金沢市中心市街地活性化協議会による金沢市中心市街地活性化基本計画(平成24年3月29日認定、平成27年9月10日変更)[PDF]では、
「本多町歴史文化ゾーン整備事業」の一環として「市史跡本多家上屋敷門跡から下屋敷跡へと続く遊歩道整備」を
平成27年度〜28年度に実施するとしている。
その対象がこの道で、「金沢市歴史的風致維持向上計画」では「歴史の小径」という仮称もついている。
整備前の状態を見るなら今年(2016年)中のなるべく早めに来たほうがいい。
15:55
3段目の坂を下る。
15:56
少し下ったところから2段石垣を見る。
15:56
さらに下ると、向こうには「美術の小径」が見える。
「美術の小径」の傍らにある水路にも
渡し板のようなものが設置されているものの、
「美術の小径」鉄柵を乗り越えることは憚られるため
通り抜けはしなかった。
なお、「美術の小径」の階段を上り切った場所は
本多家上屋敷の裏門跡らしいが、
それらしき遺構は見当たらなかった。
15:56
同じ場所で振り返る。
15:57
3段目の坂の半ばから2段石垣を見上げる。
下段の石垣には刻印があるらしいが・・・。
16:08
「本多家上屋敷西門跡及び塀跡 附道跡」
の見学を終え、階段を降りる。
16:10
降りた先の石浦神社には
包丁塚とともになんと「すし塚」があった。
16:11
石浦神社の拝殿と鳥居。
16:12
「広坂」交差点から金沢城公園方面を見る。
前回の金沢訪問以後、橋爪門の復元や玉泉院丸庭園の整備などが
行われた金沢城公園も時間があれば見に行きたかったが、
残念ながら今回は行けず。
16:14|16:38
今回最後に訪れたのは
金沢21世紀美術館
レアンドロ・エルリッヒの「スイミングプール」を
下から見るために、
多くの観光客が有料入場列に並んでいた。
17:06(残り45分)
1乗車200円の周遊バス「城下まち金沢周遊」を見送り、
1乗車100円の「まちバス」で金沢駅に到着すると、
発車案内が「調整中」に。
最悪、今日中に帰京できない恐れも頭をよぎったが、
状況としてはJR東日本が管理しているシステムの不具合により
発車案内板の表示ができない
だけで、
運行自体は平常通りとのこと。
金沢駅ではホワイトボードによる手書きの発車案内が掲出されていた。
17:23|17:24
ホームに上がった。
島式ホーム2面4線で
ホームゲートが設置されている。
17:42(残り9分)
富山行き「つるぎ720号」を見送った後、
12番のりばに東京行き「かがやき512号」が入線。
いずれもE7系12両編成だった。
大宮で埼京線快速新宿行きに乗り換え、帰京。

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