野 尻
[長野県木曽郡大桑村]
Nojiri
2016年8月24日
2-2
<木曽福島その2
2-Ex 3-1
馬 籠>

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気 賀 金 指 木曽福島1 木曽福島2 野 尻 馬 籠 妻 籠1 妻 籠2 草 津
木曽福島駅から中津川行き電車に乗ったものの、この日の宿泊地である中津川に行くには早すぎる
(といっても、そのまま中津川に行っても到着は定刻でも16時51分なので博物館・資料館には入れない)。
部活帰りと思われる中学生・高校生で混雑する車内から外を見ると雨は止んだようなので、どこかで途中下車しようと思い立った。
予定外の途中下車をしたこの駅は
長野県木曽郡大桑村にある野尻駅。
この辺りは昔から林業が盛んで
駅前に木材置き場がある。
かつては野尻駅まで
森林鉄道が乗り入れていたが、
すでに全廃されている。
年季の入った木造駅舎。
野尻駅を起点とする長野県道261号、
その名も「野尻停車場線」。
鉄道駅と主要な道路を結ぶ
「停車場線」の1つだが、
比較的近くを通る国道19号への合流点は
駅からだいぶ離れた
「阿寺渓谷入口」交差点。
最初の県道標識(ヘキサ)のそばには
他では見られない「注意 巾員狭い
と書かれた警戒標識があった。
今回の目的地は県道方面ではない。
中央本線(大桑駅方面)沿いの
下り坂を進む。
頑丈に造られたトンネルをくぐると・・・
三つ又の分岐に出た。
なお、あるサイトではここに
森林鉄道が通っていた時の
古写真を掲載していた。
目的のものは
真ん中の下り坂の先にある。
下り坂の先はさらに二手に分かれていた。
分岐点の奥に目的のものが見えた。
森林鉄道の小さな廃鉄橋。
橋台とともに、まだ健在のよう。
右側の道を下る。
大分近づいたところで撮影。
(右の画像はズーム)
8月なので、アングルを変えると藪に隠れてしまって見えなくなる。
右側の道の先には
木曽川に架かる鉄橋が見えた。
ガードレールの切れ目から
さらに近づくことはできるが、
これ以上は自重した。
右側の道をさらに進むと、
対岸に橋の跡らしきものを2つ発見。
木曽川に架かる橋の手前で
下流方向を撮影。
木曽川に架かる橋の手前で
上流方向を撮影。
河川敷にて工事が行われていたため、
鉄橋には近づけなかった。
木曽川に架かる
「野尻向橋」のたもと。
左の画像は下流方向を
撮影したもの。
下の画像3点は
それぞれの部分を
ズームしたもの。
左岸にも橋の遺構らしきものが。 右岸にある吊り橋?の遺構。 右岸にある橋台。
野尻向橋から廃鉄橋を撮影。
先ほどの分岐に戻り、
今度は左の道を進む。
こちらの道も地図に載っているが、
途中でガードレールが途切れ、
半ば廃道のような状態。
小さな廃鉄橋の下に出た。
築堤と小廃鉄橋。
小廃鉄橋に近づく。
橋台を接写。
小廃鉄橋を見上げるようにして撮影。
ガードレールはここで復活していた。
木曽川に向かって左側の橋台。
赤い塗料で「← 6」と書かれている。
同じ向きで小廃鉄橋の真下から撮影。
木曽川に向かって右側の橋台。
こちらも赤い塗料で
下向きの矢印が書かれている。
そのそばにも何か書かれていたようだが
塗りつぶされている。
同じ向きで小廃鉄橋の真下から撮影。
小廃鉄橋をくぐってから振り返る。
両側の橋台を撮影。
左側の橋台の傍らには
枕木のような木柱がいくつか
立てかけられていた。
廃線前に使われていたものだろうか。
一旦復活したガードレールも
すぐに途切れ、
ほぼ同時に舗装路も終わり。
この先は畑のようなので、
あらぬ疑いをかけられないうちに
駅へ向けて撤収。
野尻駅まで戻ってきた。
駅の近くには「POTATO BOY ぽてパリくん」
というお菓子の自動販売機があった。
「チップスターうすしお」「オレオ」
「チップスターコンソメ」「プリングルズ」
「チョコあーんぱん」「カロリーメイト」
を売っているようだったが、
何も購入しなかった。
(三角や賀名生で見かけた自販機と違って
機体がきれいに保たれているので
おそらく正常稼働中だったと思うが。)
大雨の影響により23分遅れで到着した
中津川行き普通列車に乗車。
中津川駅に到着したのは18時29分。
駅から歩いて10分の「アピタ中津川店」に入っている飲食店で夕食をとろうとしたが、
営業時間内にもかかわらず、中の明かりは一部ついているものの出入口は開いてない。
後日調べたところ、当日は棚卸のため休館だったそうだ。なんて日だ!
結局中津川駅に戻って、駅構内の立ち食いそば「根の上そば」で夕食をとり、ホテルへチェックインした。
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