草 津
[滋賀県草津市]
Kusatsu
2016年8月26日
3-3
<妻 籠その2
4

1日目 2日目 3日目 4日目
気 賀 金 指 木曽福島1 木曽福島2 野 尻 馬 籠 妻 籠1 妻 籠2 草 津
2016年夏の「青春18きっぷの旅」最終日は彦根のホテルを出た後、安土と草津の訪問を予定していたが、
3日目終了時点での体調・疲労の度合いなどを考慮して安土行きを取りやめ、この日は草津のみの訪問とした。
8時34分発の琵琶湖線網干行き普通列車で草津へ。
草津駅西口からライオンズカラーの帯をまとった近江鉄道バスに乗り、
到着したのは琵琶湖に突き出た烏丸半島。
ここには
滋賀県立琵琶湖博物館
がある。
7月に第1期のリニューアルが
完了したばかりで、
入場待ちはなかったものの
館内には多くの見学客がいた。
また、夏休み中ながら校外学習で
博物館を訪れている中学生の集団もいた。
屋外展示エリア。
奥に琵琶湖が見える。
手前は生態観察池。
この画像のタイムスタンプは[12:30]。
入館してから約2時間半経過している。
琵琶湖博物館は普通の博物館にある資料展示だけでなく
水族展示室(琵琶湖に生息する水生生物を中心とした水族館)もあり、
じっくり見学していたらこんなに時間が経ってしまった。
安土行きを見送って正解だった。
「屋上広場」から見た周辺の景色。
長居しすぎたので、
ミュージアムレストラン「にほのうみ」で
昼食をとると、13:59発の草津駅西口行き
近江鉄道バスで烏丸半島を離れた。
リニューアルの関係なのか、
それとも売り切れだったのか、
博物館の展示内容を解説する本が
売られていなかったのは残念だった。
[14:21]
草津駅に戻り、橋上駅舎を通って東口へ。
うばがもちやでお土産を買ってから南へ進む。
[14:33]
「草津温泉」は6月29日をもって閉店していた。
京都新聞によると、翌年秋に
サービス付き高齢者向け住宅へ建て替えるという。
[14:34]
その向かいでは旧草津川(天井川)跡を
公園に整備する工事が行われていた。
[14:35]
明治18年から19年にかけて掘られた
「草津川隧道」を通る。
完成当初は煉瓦造りだったが、
昭和39年に改修された。
[14:35]
隧道を抜けた先に
東海道と中山道の追分があり、
火袋付きの道標が建っている
(南側に「右 東海道いせみち」、
西側に「左 中仙道美のぢ」
と刻まれている)。
草津市民センター(右側の煉瓦風の建物)
はかつての草津警察署で、
その前には「草津町道路元標」がある。
[14:38]
追分で分岐するこの道が「旧東海道」。
国道1号には約500m東で合流する。
[14:36]
追分で合流した旧東海道と旧中山道は
草津市民センター右手を通って
南草津駅近くの矢倉南交差点で
国道1号に合流する。
[14:38]
草津川隧道と追分道標。
隧道の左手には高札場が復元されている。
高札場の左にあった旧草津川の堤防に上がる階段は
前述の工事のため通行止めだった。
[14:45]
草津宿本陣
草津宿には2つの本陣が設定されていたが、
現存するこちらは
「田中七左衛門本陣」。
(現存しないもう1軒は
「田中九蔵本陣」。)
[15:19]
仙台屋茂八の脇本陣跡はなんと
「ベーカリー&カフェ 脇本陣」
になっていた。
元は平成9年に
「草津市観光物産館 脇本陣」
として建てられたが、平成24年夏に
リニューアルしたらしい。
[15:21]
「草津宿街道交流館」。
草津宿や東海道・中山道に関する展示がある。
[←15:53|15:54→]
覚善寺。
門前には通称「大路井道標」がある。
この道標は明治19年に覚善寺前を通る道
(現在の滋賀県道143号)が
新しい東海道とされた際に
旧中山道との分岐点
(当時は覚善寺境内だった)に
設置されたが、後に
(設置されていた土地が覚善寺のもので
なくなったためであろうか)
現在地に移された。
16時20分発の米原方面敦賀行き新快速電車で草津を離れた。
米原で豊橋行き新快速電車に乗り換え、名古屋で下車。これで「青春18きっぷ」の使用を終了。
だが、「青春18きっぷの旅2016夏(その2)」は帰宅するまで終わらない。
名古屋から東京行きひかり532号、小田原で小田急線の特急さがみ90号に乗り換えて帰宅。

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