[旅の記録2018GW]三丹+瀬戸内への旅 | |||||||
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | ||||
1-1 | 出 石1 | 2-1 | 小天橋 | 3-1 | 神子畑1 | 4-A1 | 塩 飽1 |
出 石2 | 2-2 | 豊 岡 | 神子畑2 | 塩 飽2 | |||
2-3 | 明 延1 | 神子畑3 | 4-A2 | 下津井 | |||
明 延2 | 3-2a | 庭 瀬 | 4-B | ? ? | |||
3-3a | 水 島 | 4-C | ? ? | ||||
3-2b | ? ? |
2日目も当初の予定では7時12分駅前発の八鹿駅行き全但バスに乗り、八鹿駅でバスを乗り継いでまず明延に向かう計画だった。
(※山陰本線の福知山より鳥取方面は普通列車の本数が少なく、八鹿駅での明延行きバスへの接続も悪かったため豊岡→八鹿間の移動もバス利用を検討していた。)
そして、7時12分に間に合わない場合の「プランB」として、豊岡に近い城崎温泉を訪れてから豊岡に戻ってきて豊岡→山陰本線の普通列車で八鹿→バスで明延という計画を用意していた。
だが、出発1週間前に再検討した結果、当初のプランBをベースに2日目最初の行き先を変更することとした。
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[現在地:豊岡駅(兵庫県豊岡市)] この日最初に利用する交通機関は京都丹後鉄道宮豊線。 宮豊線の豊岡駅「駅舎」はホーム上にある。 |
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京都丹後鉄道(丹鉄)の正式な社名はWILLER TRAINS株式会社。 高速バス事業者として知られるWILLERの子会社。 昭和63年に宮福線を開業し、平成2年にJR西日本から宮津線を引き継いだ第3セクターの北近畿タンゴ鉄道(KTR)が施設保有のみを行う会社(第3種鉄道事業者)へ移行するにあたり、KTRに代わって路線の運営を行う会社(第2種鉄道事業者)を募集した際に数社が応募し、WILLERが選定された。 WILLERは運営会社として平成26年7月にWILLER TRAINSを設立。 WILLER TRAINS(運営)とKTR(施設保有)による上下分離は平成27年4月に実施された。 |
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[現在地:豊岡駅(兵庫県豊岡市)] KTR時代から変わらない位置にある「駅舎」だが、内部は運営会社の交代によって少なからず変わっている。 左画像奥側に見える発車案内板は「時刻表をご覧ください」に塞がれて使われなくなっているが、KTR時代は駅員が手動で時刻や行き先などが記された板を抜き差ししていた。 |
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[現在地:豊岡駅(兵庫県豊岡市)] 「駅舎」を抜けてのりばでしばらく待つと、折り返し7時30分発の西舞鶴行きとなる列車が到着。 やってきた「KTR704」はなんと、11年前の2月に豊岡から天橋立まで行った際に乗った西舞鶴行き列車と(塗装は多少変わっているものの)同じ車両だったが、旅行中は全く気付かなかった。 |
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なお、7時30分発に間に合わなかった場合は当初のプランB通り、城崎温泉へ行くつもりだった。 | ||
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11年前の目的地は天橋立だったが、今回はそれよりも手前でKTR704の西舞鶴行き列車から降車。 | |
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降りた駅は「小天橋駅」(T22)。 コウノトリの郷(T25)-久美浜(T24)間で府県境を越えており、ここは京都府京丹後市(旧久美浜町)。 対向式ホーム2面2線で、駅舎のある側が天橋立・宮津・西舞鶴方面の2番のりば、反対側が久美浜・豊岡方面の1番のりば。 中画像の左奥に見える建物は「道の駅くみはまSANKAIKAN」。 |
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丹鉄の駅番号は宮津駅が14、宮福線(福知山-宮村)がF1~F13、宮舞線(西舞鶴-栗田)がM9~M13、宮豊線(天橋立-豊岡)がT15~T26。 | ||
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久美浜方の端近くから網野方面を撮影。 | ![]() |
立ち並ぶ家の間から少しだけ海(久美浜湾)が見えた。 | ||
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駅舎を通り抜け、駅前通り(京都府道668号)を撮影。 数十メートル先に府道49号との交点である「小天橋駅前」交差点があり、さらに細い道が奥に伸びている。 (府道668号は右折して「長柄」交差点までの間府道49号と重複する。) |
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振り返って駅舎を撮影。 なお、小天橋駅は運営会社変更に伴う改称前は駅付近の地名に因んだ「丹後神野(たんごかんの)駅」だった。 改称から3年経っても、修正漏れで丹後神野のままの案内看板が散見された。 |
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「小天橋駅前」交差点から小天橋駅方面を見る。 | ![]() |
振り返って久美浜湾方面を見る。 | ||
そして、岸から久美浜湾の海上に伸びる突堤へ。 Googleマップのストリートビューや他サイトの画像を見ると釣り客が写っていたが、この日は誰もおらず貸し切り状態で景色を堪能できた。 |
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突堤の付け根から、向かって左側の景色を撮影。 | ![]() |
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突堤の付け根から、向かって右側の景色を撮影。 右画像の中央には怪しげな建物が写っている。 |
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突堤の先端まで進んで撮影。 右画像の中央より左へ伸びる、日本海と久美浜湾を隔てている砂州が駅名の由来にもなった「小天橋」。 |
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小天橋をズームして撮影。 | |
小天橋は日本三景の一つである天橋立(京都府宮津市)に似ていることから名付けられたという。 大向と湊宮の間にある久美浜湾の開口部「水戸口」は明治以降に流路の変更・追加が行われている。 なお、本家・天橋立にも「小天橋」という回転橋があるため紛らわしい。 |
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突堤の先端から小天橋駅方面を見る。 | ![]() |
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府道49号を北上すると、先ほど突堤から見えた建物の前に到着。 府道に面した箇所はフェンスで塞がれ、京丹後市による「防犯カメラ作動中」の看板も立っていた。 |
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この建物は「久美浜シティホテル」(久美浜パレスホテル)として建設されていたが、平成6年に中断され開業されないまま放棄されたという未成ホテルの廃墟。 なお、平成24年11月時点のGoogleストリートビューではフェンスはなかった。 |
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ここも全国各地にある廃墟の例に漏れず、侵入者によって窓ガラスが数か所割られていた。 | ![]() |
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佐濃谷川に架かる葛野橋(かずらのはし)まで来たところで時刻は[8:30]。 次の豊岡行き列車は小天橋駅8:52発。この列車を逃すとその次は10:16発。 小天橋の端まで行って帰ってきてもいいが、本日のメインである明延へ行くまでに足の疲労を溜めたくなかったので、ここで駅へ引き返した。 |
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小天橋駅に戻り、構内踏切を通って1番のりばへ行くとすぐに豊岡行き列車が来た。 この列車で再び兵庫県へ。 |
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